
category
titleナナ
ご家族はもちろんのこと、地域の多くの皆さんにも愛されて、
幸せな毎日を満喫していたナナちゃんが
お星様になりました・・・。

ナナちゃんの、これ以上ないっ!!という幸せがスタートしてから、ちょうど3年。
あまりにも突然訪れたお別れに、正直、まだ実感が沸きません。
でもやっぱり、お別れは現実のもので、ナナちゃんは小さな骨壷の中で眠っています。

朝晩のお散歩では、ナナちゃんと一緒に歩くことを楽しみしている、ナナちゃんファンと
長いコースを歩いたり、どこへ行っても声をかけられ、どこへ行ってもみんなに愛され
犬嫌いを犬好きに変身させちゃうくらい、地域の皆さんを笑顔にするアイドルでもありました。
奥様も、ナナちゃんと一緒に歩くようになって
一年が経つ頃には、目に見えるほど筋肉もついて、
ナナちゃんが私の健康にも貢献してくれた、、、と、写真を見つめながらお話する瞳には
ナナちゃんとの毎日が、走馬灯のように映し出されているのが見えるようでした。
ご家族のみならず、地域の皆さんも、ナナちゃんがいる生活を楽しんでおられました。
それだけに、ご家族はもちろんのこと、ナナちゃんを愛してくださった多くの皆さんも
ナナちゃんの突然の訃報に、ショックと大きな悲しみで落胆されていました。

途中、心臓のお薬を飲むようになったナナちゃん。
朝のお散歩はいつも通り軽快に元気で楽しんでいたのに、
夕方のお散歩は行きたがらず、、、そして夜、、、
様子がおかしいナナちゃんの容態を病院へ連絡し、向かおうとした時はすでに
ナナちゃんの心臓は止まってしまったそうです。

『 処分して欲しい。』
そう言って、飼い主自らセンターに持ち込まれたナナちゃん。
我が家に連れ帰った翌朝、、、驚くほど大量の血尿をしていたね。
小さな膀胱の中には、命に関わるくらい、ビー玉大の結石がゴロゴロジャリジャリ。
あんなに沢山の、あんなに大きな石が膀胱内にあったら
きっと、今までも長いことずっと、血尿をしていたはず・・・という先生の言う通り
躾も行き届いていたナナちゃんは、身体のケアはしてもらえなかったんだね。

残念なことに、可愛がって躾はそこそこするものの、
肝心な健康を維持するという意識が低い飼い主がまだまだ多いのも事実です。
ギリギリのタイミングで健康を取り戻し、同時に、第二の犬生を歩み始めたナナちゃん。
3年という短い期間ではあったけれど、、、その分
幸せと笑顔がぎゅぎゅぎゅーっと詰まった毎日を送れて、本当に良かったね。
みんなの大きな大きな愛を胸に旅立てて、幸せだったね。

置いて出かけられることが何よりも嫌だったナナちゃん、
ちょっとしたおつかいに出るのも一苦労だった・・・と
これからはそんなナナちゃんを気にせずに出かけられることが、寂しくてたまらない・・・と
ご家族の皆さんがぽつり、、、とおっしゃってました。
小さな身体で、大きな存在だったね、ナナちゃん。


ナナちゃん、幸せと笑顔をありがとうね。

7月23日 ナナ 永眠。。。

Mさま・・・3年間、ナナちゃんに惜しみない愛情を注いでくださって
本当にありがとうございました。
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- 2009
10/02
Fri お嬢様街道まっしぐらっ!
category:ナナ
ナナは正式譲渡になりました。
当初、預かりで・・・ということだったのに、たった一日でM様ご夫婦を虜にしたナナ。
そりゃもうM様ご夫婦に可愛がられて、お嬢様街道まっしぐらですよ♪♪
正式譲渡の手続きでお邪魔して来ました。
わずか3週間でしたが、共に暮らした仮ハハを、ちゃ~んと覚えててくれました。
ナナにメロメロのM様ご夫婦が妬くくらい(笑)の熱烈大歓迎ぶりで、仮ハハは嬉しいやら気を揉むやら・・・(汗)
相変わらずトイレの失敗は一度もなく、M様ご夫婦の愛情独り占めでお嬢様生活を満喫しているようです。
散歩中、色んな人に声をかけられるんですって。
ご近所の知っている方から、全く知らない通りすがりの方まで。
「綺麗な子ですね」
「可愛いですね」
その度にM様は、ナナがM様宅へ嫁ぐことになった経緯を皆さんにお話されているそうです。
そうやってほんのちょっとでも、本来はかけがえのないパートナーとなるべく犬や猫の命が
心無い自分勝手で非道な人間によって粗末に扱われ、挙句の果てには簡単に奪われているという
悲しい実情を知って頂くきっかけを作って下さることは、とても有難いことです。
現実を知らない、、、もしくは知りたくない人が多過ぎますものね。
「ナナちゃんが来てから、生活に潤いが出たわ」
奥様が本当に嬉しそうに満面の笑みでそう仰って下さった時は、私も本当に嬉しかったです。
携帯やデジカメで撮ったナナを見せて頂いたりしました。
「5時半には起こされちゃうの・・・」
・・・・・す、すす、すみませんっっ
我が家に居る頃は、その時間に私が起き出して散歩の仕度をしていたものですから・・・(滝汗)
そんなナナに合わせずとも、どうぞM家の生活ペースで過ごして下さい(^^;;
保護直後、酷い膀胱結石であることが分かったナナ。
緊急手術、そして入院、、、と、治療費もかなり嵩んでしまい、それをご負担頂くには申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが
「躾も全部済んでいて全く手がかからないし、これから先もナナちゃんと一緒に暮らせるのなら」
と、快くご負担して下さったことにも、心から感謝しています。
常に誰かが傍に居て、愛情を独り占めしたいタイプのナナには
これ以上ないぴったりのご家族です。
この先ずっと、M様ご夫婦の可愛い子供として可愛がってもらえるんだね。
ナナ、良かったね。
幸せだね。
おめでとう、ナナ。
仮ハハは本当に嬉しいよ。

M様、、、ナナを家族として迎え入れて下さって、本当にありがとうございました!!!
ナナの命の灯火が消えるその時まで、、、どうぞ末永く宜しくお願い致します。
昨日、預かりさん宅へナナを移動したと記事を書いたばかりですが、、、
先ほど連絡があって・・・
「このままナナちゃんを引き取らせて頂きたい。」
そのようなお申し出を頂きましたっっ!!!!
わぁーい!!すごーいっっ!!
ナナってば、わずか一日で、預かりのM様のハートをガシっと鷲掴みにしたのね♪♪
もう、喜んでっ!!M様に里親になって頂くのなら、何も心配することがありません。
ナナにはピッタリ、これ以上ない素敵なご縁だと思います。
嬉しいなぁ。
このご縁を結んでくださったのは、ネロとヴィヴィを譲渡してくれた猫ボラのT様なのです。
広い人脈をお持ちのT様が、もう犬は・・・と言っていたというM様に
≪飼う・・・ということではなくても、預かりさんならいいのでは??≫
と、そうアドバイスしてくださって、今回のお話が持ち上がりました。
そして、このような嬉しいお話を頂いたのもT様のお陰です。本当にありがとうございます!!!
ありがたや~~~ありがたや~~~
それにしても本当に不思議なものですね。
ワンコ、、、ワンコに限らずニャンコでも、これ以上ない!!というくらい自分にピッタリの家族との赤い糸を
しっかりと手繰り寄せるんですものね。
すごいぞ、ナナ!!やったね、ナナ!!

あぁ、本当に良かった。
念のため、預かりとしてお届けしてからまだ丸一日しか経っていないので(笑)
日曜日まではトライアル期間とさせて頂くことにしました。
その間に更に絆を深めてもらえるといいなと思っています。
それまでお気持ちに変わりがなければ、正式に譲渡させて頂く旨をお伝えしたら
「ナナちゃんの為に元気でいなければね。」
張り合いが出たと大変喜んで下さいましたよ。
ナナ、本当に良かったね。
きっとこれから、至れり尽くせりでM様に可愛がって頂けること、間違いなしです。
応援してくださった皆様も、本当にありがとうございました!!