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list2009年08月
膀胱が破裂してもおかしくないほどの結石を溜め込んでいることが分かり、
緊急手術となったナナ。

あまりにも酷く頑固な毛玉の座布団を背負っていたので、仮ハハに丸刈りにされたオケツ(笑)

ナナのお尻つるりんちょを見ては、旦那が
「これじゃ可哀相だよ~~~」 と言いつつ、笑い泣き。
プリティーじゃんねぇ~~♪
今日の手術で、お腹の毛も剃られて腹っぱげになっているので、
柔らかーい被毛に覆われて見えなかった “メタボ” が露わになるな(笑)
術後、 「無事に終わりましたよ^^」 と、先生から連絡がありましたが
ビー玉大の石がゴロゴロと出たそうですよ(あとで見せてもらいますが)
相当痛かったろうに・・・相当苦しかったろうに・・・
今後は数日入院し、その間に、抗生物質を投与しながら点滴をし
石で傷ついた膀胱内を洗い流し、傷を治す、、、という治療をするそうです。
申告通りであれば7歳という年齢の割には、麻酔からの覚醒も早く元気だということなので、
あとは、これを機に健康まっしぐら・・・ついでに幸せ街道まっしぐらで進める様
ナナ本犬にも頑張ってもらいたいです。
そして仮ハハは入院治療費の捻出・・・頑張ります(汗)
どこを叩いても、どこを穿り返しても ほこり と 溜息 しか出ない仮ハハですが。
無表情だったバロンも、徐々に自己アピールするようになりました。

まだまだ笑顔は少ないけれど、
嬉しいとか、嫌だとか、少しずつではあるけれど意思表示もし始め
≪ヤキモチ≫っぽい感覚も芽生えてきたようです。
どの子もみんな、センターから出て我が家に来たから幸せ・・・なのではなく
運命の赤い糸で繋がっていて
そして、共に過ごすことを心から望んで迎えてくれる家族が、おうちがあることで
真の幸せ・・・と言えるのだと思う。
その縁結びのお手伝い、、、吹けば飛ぶ鼻くそのように微力ながら
これからも地道に続けて行きたいし、続けて行こうと思ってる。。。
かけがえのないパートナーとなるべく犬や猫や
そして、そういう子達を包み込んでくれる方々みんなの
最高に素敵な笑顔が見たいから。
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預かりさんにお願いする事になり、急遽センターから引き出したポメラニアンのメス。

持ち込んだ飼い主の申告では “7歳” とのことだったらしいので
≪ナナ≫ という仮名を付けました。
本当は元飼い主の言った年齢にちなんだ名前はやめておいた方がいいかと思ったけれど・・・
旦那が勝手に ≪ちいちゃん♪≫と呼び始めていたので、≪ナナ≫で強行しました(笑)
シャンプーもドライヤーも嫌がらずにさせてくれました。
オスワリ も オテ も オカワリ も マテ も フセ も完璧です。
おいで♪ などの言葉もきちんと理解しています。
「ここがトイレだよ」 と、教えてもいないのに、誘導してもいないのに、メルが使っているトイレで自ら用足しも出来ました。
・・・・・なんでさぁ、それほど基本的なことは教えてやって、
“愛してる” という一番大事な愛情というものを最期まで示してやれなかったかなぁ(ーー〆)
ナナの中では、それでも元飼い主だった人間が一番なのか、
しばらくの間は寂しそうな声でか細くキューンキューンと鳴きながら、
「帰りたい!!!」 と言わんばかりに、我が家の玄関のドアをガシガシしてました。
どうも、男の人が好きなようで、ちょっとの間仮チチとなる旦那に対して
これでもかぁーっ!!というほど、不安を紛らすかのようにべったりと甘えていました。
我が家に来てから緊張しっぱなしだった数時間、、、ほんの少し緊張も解けてきたのか
うつらうつらとする姿も見られるようになり、、、

ポメラニアン独特の甲高くキャンキャンと鳴くことはありません。
お姫様状態で育てられた感じも見受けられます。
不安でいっぱいだろうから・・・と、ゆうべは添い寝してあげたのだけれど
朝方、トイレに行った気配はあったものの、ナナが戻って来ないので様子を見に行くと
トイレシーツが真っ赤!!!!!!
うお゜っ!!!!
不安とストレスでの血尿か?!と思い、健康チェックも兼ねて病院へ行く予定だったので
診察を受けてきましたよ。
体重 6,25kg・・・・デカっっ
そして体重よりもビックリしたのが、ナナのレントゲン写真。
カメラを持って行かなかったので、レントゲンそのものの画像がなく
なるべく忠実に(?)再現してみました。

これは何かの冗談か?!ってくらい、ナナの小さな膀胱には目一杯ゴロゴロと結石が詰まっていて
「これだけすごいのはあまり見たことがありません・・・」 と、先生。
月曜日、緊急手術することになりました。
何も昨日今日血尿が出た訳じゃあるまいし、ここまで酷くなるまでの間に元飼い主の所でも酷い血尿はあったはず。
・・・・・それで放棄???
いくら人間より痛みには強い動物、、、と言われていたとしても
これでよく耐えてこれたよね。
米粒大の結石が出来たって、人間だったら七転八倒するだろうに。
とりあえず今日は痛み止めの注射を打ってもらい、明日一日ゆっくりさせてから月曜日の手術に備えます。

預かりさんにも事情を説明し、ナナのホームステイをお願いするのは抜糸後に・・・ということで了承して頂けましたが
ナナのホームステイを今か今かと楽しみに待っていてくださったようで、急な展開に驚くやらガッカリするやら。
何よりも今は、ナナを苦しめている憎き結石を取り除いてあげないとね。
もうすぐ楽になるからねっ!!!!
今日は、千葉県動物愛護センター へ出向いて来ました。

力なく横たわっているこの子は、譲渡用としてチャンスを与えられた子ですが
上半身は床へ、、、下半身はトイレの中という
足が天井を向いたまま逆立ち状態で動けずに居た為、そっと下ろして横にしてやりました。
きっと間もなく命の灯が消える・・・というギリギリの状態でしょう。

上の子と同じケージに入っていた、比較的元気な仔猫です。

よじ登ってアピールできるくらい、とても可愛いお顔の元気な子達でした。
【一日目の部屋】
譲渡用、もしくは引き出しの声がかかっている、または声がかかる望みの強い子達が収容されていましたが
画像は撮っていません。
【二日目の部屋】

奥の茶色い子は昨日捕獲収容された、オスの仔犬。まだ4ヶ月程度と思われます。
この月齢で、過酷なセンター生活を健康なまま乗り切れるでしょうか・・・
声がかかればいいのですが。
そしてポインター。
右前足を痛めているのか、足を床に着けずにいました。

この痩せ方はあまりにも酷すぎます・・・
【三日目の部屋】

左手前のテリア雑の子は、前足を痛めているようで、ずっと引きずって歩いていました。
【四日目の部屋】
収容犬はいませんでした。
【最終部屋】


セッターは来週月曜日に一日目の部屋へ移されるそうです。
チャンスを与えられ、命が繋がったのね。

この小ぶりで綺麗な柴犬もセッターと同じく、来週月曜日に一日目の部屋へ移されるとのことです。

激しくマウントされている子は気の毒なほどの斜頚でした。
メスのようで、しつこくずっと倒されては乗っかられ、起き上がってはまた乗りかかられ
糞尿ですべる床を逃げ回っては噛まれ、、、悲鳴をあげていました・・・
センターで居合わせた団体のボランティアさんが、やめるよう何度も声をかけて下さっていましたが
一向に納まる気配はなく・・・
この子にとっては、センターという場所にいるだけで地獄なのに
命の期限を切られて過ごす一分一秒すらも地獄・・・
胸が締め付けられるようで、見ていて苦しかった。
何故こんなに理不尽な光景がここにあるのだろう。
写真を撮っていると、センターのおじさんに声をかけられました。
「この子達の写真、インターネットで載せてくれるの?」
「毎日毎日これだよ。毎日毎日これでもかってくらい収容されるんだよ。」
「この子らが悪いんじゃないのに、、、ずっと残してあげられないんだよ。」
そう言って部屋の中の子達を見つめる目を見たら、言葉が出なかった。
非道な人間達の尻拭いをして下さっている職員さんやおじさんに
何を言っても安っぽい言葉になりそうで
すみません・・・毎日ありがとうございます・・・そう言うのがやっとだった。
情けない。
いらしていた団体さんが犬達を引き出して下さり、幸せが約束された子達のいるセンター内で
20日に訪問した際には激痩せしてはいるものの、元気だったゴールデンと思われる子が

虹の橋を渡りました。
まだ硬直していないその身体は、目の前でそっと奥へ運ばれて行きました。。。
閉じられた目には、温かく優しい光景が写っていますように。
実は、今日の訪問は予定外でした。
「ただ可哀相と見ているだけではなく、自分にも何か出来ることはないだろうか・・・」
「里親さんが決まるまで、預かって毎日のケアや散歩くらいなら出来る」
と、そのように預かりさんを申し出て下さったとても有難いお話があって
先日、預かっていただく際の注意事項など、詳しくお話に伺っておりました。
「すでにリタイアしている年齢の為、力のある大型犬ではなく、小型犬であれば預かれる。」
そのようにおっしゃっていたので、もし、その機会があれば是非お願いします!!と伝えておいた。
たまたま今日、センターの職員さんから引き出しとは別の用件で連絡があり、
今すぐに引き出してもらえる子がいる・・・とのことだったので
先方さんに了承の上、急遽引き出しに行って来たのです。
土日を挟むと可哀相だしね。

飼い主持ち込みだという、ポメラニアンのメス7歳(飼い主申告による)です。
見た目はとても綺麗っぽかったのですが、いやいや、、、
これでもか!!!ってくらい全身毛玉だらけ、ゴチゴチの塊りばかりでした。
頑張って解せる毛玉は解し、取り除ける死毛は取り除いたのですが
お尻の毛玉がなんせ頑固ちゃんで。
ハサミの刃先がようやく入る状態なので、えーーーい!!と、お尻だけ丸刈りしました(笑)
その画像はまた次回。
健康チェック後、預かりさんの準備が出来次第移動となります。
今後、里親さんも募集することになりますので、応援、よろしくお願いしますっ!!!!