
date
list2010年04月
- 2010
04/28
Wed 認めざるを得ない現実
category:にゃんこ編
多くの皆様から、エムへの追悼のメールや電話を頂いたり、お花を頂戴したり
とても温かいお気持ちを沢山寄せて下さって、本当にありがとうございます。
皆様の優しいお心遣いに触れる事が出来、本当に有り難く
エムも喜んでいると思います。
エムが入院し、息を引き取った病院の先生曰く
最後の見回りをした際には息があり、朝見たら亡くなっていたとのことで
エムが亡くなったのは、21日の未明でしょうとのことでしたが
20日の夜、とても強くエムを感じたので
私自身は20日の夜に亡くなったと思っています。
その時に強く強くエムに想いを送ったので、命日は4月20日とし
24日に火葬してきました。

お寺の入り口の仏様の右奥が火葬場です。
エムはここから天高く上って行きました。
実は、いまだに信じられない気持ちの方が強く
火葬場で最後のお別れをしたあと、分厚い扉が閉められたら
今そこに横たわっているエムには会えなくなるんだと思うと、悲しさが一気に襲ってきて
立っているのがやっとの状態でした。
いつも一番いい場所で、皆を見守るかのように見下ろしながら鎮座していたエムは
今、どこを探してもいません。
歴代の子達は、私が腕の中で看取ったので、亡くなったという実感がありましたが
エムは看取る事が出来ずに、病院でただ一人逝かせてしまった為
未だに実感がないのかも知れません。
それでも認めなければいけない現実・・・
胸を掻き毟られるようで、苦しくて叫びたくなります。

Oさん、綺麗なお花をありがとうございます。
何度経験しても、決して慣れるということはないですね。
送り出すたびに悲しい。辛い。
泣き虫な私は、何をしていても急に泣き出してしまったりしてしまいます。
骨壷に納まったエムは、四十九日が過ぎるまで傍におきます。
今しばらく、お母さんの傍にいてね、エムちゃん。

泣きながら床につき、泣きながらいつの間にか寝てしまった夜
身体にふわっとした圧力を感じて目を開けたら、エムがいて
思わず飛び起きて 「エムちゃんっ!!!」 と抱きしめたら、エムではなくヴィヴィでした。
そしてまた、二度とこの手でエムを抱けない悲しさに号泣し
朝が来る・・・といった毎日です。
そんな状態の中、ゴルフ場に居ついているワンコを救出して欲しいとのレスキュー依頼が入り
正直なところ、まだ廃人同様で、気力が湧きませんでしたが
力になれるのならば、、、と、自分で自分に発破をかけて捕獲の為に現場へ向かいました。

この広大な敷地の中の、どこにいるかも分からないとのことで
カートを借りてゴルフ場内を捜索し、姿を確認できないままクラブハウスに戻ってくると
ちょこんとクラブハウス脇に立ってました。

まだ幼く、一歳になるかならないかの若いメスです。
遊んで欲しくて、何か食べ物が欲しくて駆け寄っては来るのですが
その割には警戒心があり、2m以内に近付く事はありません。
一番近付いてくれた際に確認できたのですが、頭に大きな傷が2つ。
カラスに突付かれたりして出来た傷ではなく、あれはゴルフクラブで殴られたかのような傷です。
きっと、人恋しく、食べ物欲しさからプレー中の人間に近付き
ゴルフクラブで叩かれたか何かなのでしょう。
残念ながら、警戒心をとって捕獲するまでの時間が足りず
この子を連れ帰る事は出来ませんでしたが、十分に対策を練り
近日中に再度チャレンジしたいと思っています。
泣いてばかりいないで、そろそろエンジンかけなきゃね。
可愛い盛りのべスも、積極的に里親さん募集するに至らず
まだご縁が掴めない状態で、仮ハハ、しっかりしないとな・・・って感じです。
ご心配下さった皆様、本当にありがとう。
少しずつ、少しずつ、一歩ずつ前に進んでいきますね。
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こんなにも急に、こんなにも早く、エムとお別れすることになるとは
おかあさん、思ってもいなかったよ。

考えるところあって、これからは突っ走ってきた保護活動もペースダウンして
少し、エムやみんなとゆっくり過ごす時間を作ろうと、そう思っていたんだよ。
保護っ子がいる間は、みんなはもちろん、ボスであるエムにも
大きな我慢をさせてばかりだったよね。
いつでも寛容に、誰でも優しく迎え入れてくれたエムと
これからもっともっとゆっくりした時間を過ごそうと思っていた矢先に
6年と7ヶ月。
この先10年は一緒にいられると思っていたのに
早すぎるよ、エムちゃん。

おかあさんは、心の柱が折れてしまったようだよ。
小さい頃はよく、血が出るほどおかあさんの足に噛み付いたりしていたね。
昔の傷が残っているけれど
それよりも深く消えない大きな傷が、心にぽっかりできてしまったようだよ。
おかあさん、どうしたらいいかな、エムちゃん。

もう、噛み付かれることも、大きな身体で抱っこをせがまれる事も
寝ている横で大きなゴロゴロを聞かせてくれることもないんだね。
いつもそっと傍に寄り添っていてくれたね。
いつもエムの大きな愛を感じていたよ。

それなのに、おかあさんは
エムの最期の時に、寄り添ってあげられなかった。
サヨナラがいえなかった。
アリガトウもいえなかった。
頑張ってたエムちゃんに、オツカレサマもいえなかった。
ごめんね、エムちゃん。
もっとずっと長い事、一緒にいられると思っていた。
こんな風に、エムちゃんとお別れすることになるなんて
想像もしていなかった。

泣いても叫んでも、お返事してくれないね、エムちゃん。
信じられない、信じたくないよ。
もう一度、低い声で、なぁーって呼んでよ。
もう一度、その大きな身体で抱っこをせがんでよ。
もう一度、もう一度、エムちゃんの温かさを感じたいよ。

おかあさんの中で、大きな存在だった。
今でも、とても大きな存在なんだよ。
もう、苦しくないよね?
先に逝ったみんなと会えたかな?
ギンジにもヨロシク伝えてね。
サブちゃんがギャンギャン言っても、パンチしたらダメだよ、エムちゃん。
またメリーの大きな尻尾で遊んでもらってね。

どんな時も、全てを見守るような、堂々としたエムがいた。

時折見せるお茶目なエムの姿にも、どんなにか救われたか。

そこにいるだけで安心できるエムがいた。
この温かさも、柔らかさもなく
今ここに、冷たくなったエムがいる。
苦しかったね。
辛かったね。
頑張ったね。
おかあさん、そんなエムに何もしてあげられなくてごめんね。
ただ祈ることしかできなかったよ、おかあさん。
でも・・・エムを感じたあの夜、頑張って!!!と泣きながら叫んだけれど
なんだかもう、ふと、頑張って!!なんて言っちゃいけない気がして
苦しかったら逝っていいよ。。。
心の中で、そうつぶやいたおかあさんの声、エムに届いたのかな。
もう、低い声でお返事してくれることもなく
ただただ冷たくなって帰ってきたエムちゃんを抱きしめながら、パパが言ってたよね。
ちゃんと聞こえたかな。

「生まれ変わって来いよ。
生まれ変わったら、エムだって分かるように、またパパの指を噛むんだぞ。
血が出るまで噛むんだぞ。
そしたら、エムだって分かるからな。」
分かった??
またパパの指を思いっきり噛んでやるんだぞ。
エムだぞ!!って分かるように、思いっきり噛むんだよ?!
その時を楽しみに、エムちゃんにまた会える日を楽しみに
おかあさん、頑張るよ。
エムちゃんのいない日々も、頑張って乗り越えるよ。

大好きな大好きなエム。
ありがとう。
エムちゃんと過ごせた6年と7ヶ月、おかあさんにとってかけがえのない大切な日々だったよ。
ありがとう。
おつかれさま。
きっとまた会える日まで。
大好きな愛しいエムは、明日、荼毘に付します。

Aさん、りりまむさん、キャンディママさん
Kさん、Hさん、ありがとう。
エムちゃん、庭のハナミズキが咲き始めたよ。
エムちゃんの寝ているところから、よく見えるよね。
ハナミズキの花言葉は 「私の思いを受けてください」 だって。
エムとおかあさんが百年続きますように。
- 2010
04/21
Wed category:にゃんこ編
今朝、エムが亡くなりました。
看取ってやることが出来ず、この手の中で送り出す事が出来ず、
まだ信じられない気持ちでいっぱいです。
これから病院へエムを迎えに行って来ます。