
- 2009
10/29
Thu センターへ行って来ました
category:センターレポート
今日はセンターへ行って来ました。
が、収容犬の画像はありません。
時間の余裕がなく、撮ることができませんでした。
一日目の部屋から最終部屋まで全て、収容犬が多い・・・という印象で、センターの職員さんも
「秋は捕獲収容がぐっと増えるんですよ・・・」と仰っていました。
かねてより、収容された犬(猫)について、引き出しの声がかかっているかどうかをセンターへ確認する際に
担当の職員さんがいないと確認できないということが当たり前のようになっていて、それに対して
いつも漠然とした疑問を抱えていました。
≪何日目の部屋のこの子を引き出したい≫と思っていても、引き出し予定ありなのかなしなのか、
確認出来ないことには動きようがないし、確認出来るまで忙しい職員さんの手を煩わせてしまうことも多く
その分、申し訳ない気持ちでいっぱいになることも多かったのです。
以前、引き出されるはずだと聞いて安心していたら、実は処分されてしまった・・・という、なんとも取り返しのつかない悔しくて悲しい想いをしていたこともあって
なんとか、声がかかっているかかかっていないか、処分になるのかならないのか、引き出しの予定があるのかないのか
担当の職員さんがいなくても確認できる方法はないものか・・・と考えていました。
各部屋ごとに用意したホワイトボードに、声がかかっている子を記載して頂くだけで
担当の職員さんがいなくても、センターを訪れた各ボランティアの方々にも
そしてセンターのどの職員さんにも一目で分かるようにしたい。
考えていることを担当の職員さんに伝えると、ビックリするぐらい喜んでくださいました。
先日、つるりんさんから頂いた貴重なご寄付。
“保護犬の為に使ってください”と言って頂いておりましたが、我が家の保護犬に使わせて頂くより
センターの子達が、一頭でも多くスムーズにオファーがかかるように
ホワイトボードを購入したい旨をご相談したところ、快諾して下さって、
職員さんが希望されたポスター大のホワイトボード1枚と
収容部屋(一日目~最終部屋まで)のA3サイズのホワイトボード5枚を購入させて頂きました。


一応、今のところこのように使用される予定です。
青丸や赤丸のマグネットは、各団体さんに要請中とか検討してもらう予定とか、そういった印として使用することになりそうです。
(改善の余地は十二分にありますが)
最初は収容部屋の各ドアに設置する予定でいましたが、消毒清掃の邪魔になることや
その他の事情で、収容棟へ続く廊下に掲示することになりました。
今後、センターを訪れた際、各自そのボードで
各部屋のどの子にオファーがあるのかないのかを確認することが出来ます。
「忙しさについ、記入を忘れてしまうこともあるかも・・・」 と苦笑しながら仰っていた職員さんでしたが
「今後はどの人が見ても分かるように、なるべく徹底したい」 と。
分かりやすいよう、記入しやすいよう、試行錯誤で改善しながら使用してくださるそうですので
次回センターを訪問した際には、またその様子をお伝えできるかと思います。
つるりさんの温かいお気持ちが、センターの子達の為に有意義に活用されることになりました。
本当にありがとうございます。
このように、直接犬や猫を保護できなくても、大切な命を一つでも多く救うための何かは出来るのです。
センターで行われる譲渡会前の仔犬達を、真夏の炎天下の中でもシャンプーして下さるボランティアさんもいらっしゃいます。
もう何年も地道に続けていらっしゃいます。
パルボや感染症の蔓延を防ぐ為に、検疫室の消毒や清掃のお手伝いもあります。
これからの季節は、冷たいコンクリートの床で過ごさなければいけない子達にとっては辛い季節となります。
消毒清掃の為に濡れた床にそのまま横になることが多い犬達は
冷えた身体を温める手段もなく、体力も奪われ、場合によっては命を落とすことにも繋がります。
ご家庭で使用しなくなった古い毛布などをご寄付下さるだけで、冷たい床に寝ずとも済む子も多くなります。
(ハーフサイズが一番望ましいですが、洗濯済みの綺麗な状態であれば古くても構いません)
ブログを書かれている方ならば、赤い糸探しのお手伝いや紹介は出来ます。
それを通じて、“知らなかった人” も、“知ろうとしなかった人” にも啓蒙は出来ます。
全国の動物愛護センターでも “命の教室” として出前授業が行われています。
目を通された方も多いかも知れませんが、先日の読売新聞にも皆さんに読んで欲しい記事が載っていました。
こちら(←クリック)で要約されています。
もちろん、千葉県動物愛護センターでも行っていますが
お子さんがいらっしゃる方などは、お子さんの学校での “命の教室” を検討してみてはいかがでしょう。
学校に掛け合ってみたり、お住まいの地域の愛護センターに問い合わせてみるのもいいかと思います。
捨てられて殺処分される現実、そしてその理不尽さ、命の尊さを
お子さんと一緒に考えてみる機会があっていいと思います。
まずは “知ること”
そして、一つでも多くの命を救うために何ができるか。
一人でも多くの人が真剣に考えてくれるようになることを願ってやみません。
- 関連記事
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- センターへ行って来ました (2009/10/29)
- センターへ行って来ました (2009/10/06)
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手伝いとも言えないような、ほんの微々たることしかできませんけれども、れおらさんの一言一言が心に響く人間のひとりとして、これからも関わらせてくださいましっ←秋らしく。
つるりんさんへ 
つるりんさん、こんにちは
微々たる、、、だなんて、とんでもないですよ~~~!!
温かく応援してして頂けるだけでも大きな原動力になるのに
有難い支援はなんとお礼申し上げたらいいか・・・
私のふざけた記事内容や、ボキャブラリーの少なさからは何も感じ取ってもらえないかも知れませんが
これからもひとつでも多くの命が粗末に扱われないよう、私なりに発信していきたいと思っています。
本当にありがとうございますっっ!!!