
なかなか捕まってくれません。

通行量の多い大通りに面したコンビニの駐車場に居る子。
生後3ヶ月半ほどの子です。
三毛ちゃんの捕獲、ゆうべは失敗しました。
ちーっこい癖に、警戒心は一丁前でシャーシャー言ってます。
今朝も捕獲に向かいましたが、姿が見えず・・・
近辺を捜索し、聞き込みした結果、
心配していた通り、小さい身体で大通りを行き来しているらしいです(恐)))
捕獲器を設置したいのだけど、日陰になる部分が10cm四方もありません。
そのせいか、日中は姿を見せないとのことだったので、とりあえず一旦帰宅。
夕方、陽が落ちる頃から再度チャレンジします。
この子の存在は
『どこどこに、仔猫がいる。』 と、自分で捕まえて自分で保護する気はない人から
レオを保護しているAさんへの知らせで知った。
多分、Aさんならなんとかするだろう、、、という、無責任で安易な発想からだと思うけど。
したことと言えば、ボランティア団体に連絡した、、、だけ。
しかも、連絡した団体にも
『そういう子は轢かれた方が幸せということもある、、、自然淘汰されても仕方がない。』 という返事だったと。
どこどこにこういう子がいるから保護しといてくれ。
保護したけど、うちでは飼えないから引き取ってくれ。
飼えなくなった子を引き取ってくれ。
などなど、自分では何もしようとせずに勝手なことを言う人達の要望を、
いちいち一日に何件も聞いていられないという事なんだろうけど
でもさ、仮にも『動物愛護ボランティア』 と銘打ってるんだから、
轢かれた方が幸せ、、、だなんて、そんな言い方ないんじゃない???
耳を疑うし、その前に人としてどうよ。
見て見ぬフリするより、連絡するだけまだましじゃない???
そんな言葉を聞いたこともあったけれど、≪保護≫に関わるなら最後まで。
ただ保護しただけで、あとは全部誰かに丸投げするのは≪保護≫とはいえない。
ホゴじゃなくて、エゴだよ。
決して、ボランティア団体など、他人へ丸投げしないでください。
自分が発見して保護したにも関わらず、
丸投げして押し付けて自己満足に浸るような事はしないでください。
責任をもって出来ることが必ずあるはずです。
■ 猫を保護したら ■
@ 首輪や迷子札などで飼い主さんが分かるものがついていないか確認してください
@ すぐに動物病院で診察を受けて健康チェックなどを受けてください
(マイクロチップの有無の確認もできます)
症状に応じた治療、ワクチン接種や避妊・去勢手術など、獣医さんと相談してください
飼い主さんが見つかった場合や里親さんが決まった際、かかった費用をご負担頂く為に
診療明細やレシートを保存しておきましょう
@ 保護するお宅に先住猫がいる場合は、病気の感染を予防するために
なるべく接触しないよう、しばらくの間は隔離をしてください
@ 生後3週間未満の離乳前の仔猫の場合は
ミルクを与えたり、排泄を促したりとケアする必要があります
やり方が分からない場合は、診察を受けた獣医さんや動物看護士さんに聞いてください
同時に、飼い主さんを探しましょう。
■ 飼い主さんが見つからなかった場合 ■
保護した猫を継続して飼育出来ない場合は、里親さんを探しましょう
動物病院、ペットサロンなどへお願いしてチラシを貼らせてもらったり、
タウン情報誌や地域新聞、インターネットの里親募集掲示板などを利用して募集をかけましょう
譲渡会などに、個人参加できるよう相談に乗ってくださる団体さんもあります。
分からない事などは、ボランティア団体や愛護推進委員などにアドバイスを求めてもいいでしょう。
責任を持ってしっかりと対処しようとする人に、冷たい言葉をかけるボランティアさんはいないと思います。
迷い犬を保護した場合も、上記とほぼ同様です。
まずは病院で健康チェックの為に診察を受けてください。
すぐに関係機関(警察署、保健所、動物愛護センター、お住まいの地域の役所)に連絡をしてください
保護した日時、場所、保護したときの状況、犬の特徴(犬種や性別)などを伝えてください
首輪に迷子札や鑑札や狂犬病予防注射票がついている場合は、それらから飼い主さんに繋がるかも知れません
保護した地域だけでなく隣接する地域の関係機関にも、必ず連絡してください
遠く離れた場所から放浪しながら迷い込んで来ている可能性もあります
届出をした場合、遺失物管理法などで3ヶ月と2週間の間は、
見つからなくても飼い主さんに所有権があります。
そういったことなどを踏まえておく必要もあります。
一人一人、出来る事がきっとあるはず。
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お早う御座います、れおらさん。
三毛猫ちゃんの話を知り、胸が締め付けられる想いです。小さな身体で沢山の車が往来する中を行ったり来たり・・・・後のやり取りはおっしゃる通り、エゴ、無責任以外に他ありません。そして、ボランティア団体の言葉とは信じがたい・・恐ろしいですね。昨年出会った柴のお婆ちゃん犬を思い出しました。あの時は無我夢中でしたが飼い主さんの元に帰れ、本当に良かったと今でも思います。柴ちゃんがお家の方に会った時の喜び様は、今でも思い出されます。
人として恥ずかしくない生き方を忘れてはならないと感じます。
マンゴーライチさんへ 
マンゴーライチさん、おはようございます
三毛ちゃん、なかなか捕まってくれません。
苦戦しています。
今日は雨だし、、、台風もくるし、、、一分でも早く安全な場所に連れ帰りたいのですが。
そうでしたね、マンゴーライチさんも保護した柴ちゃんに
適切に要領良くやるべきことをやってくださっていましたよね。
あの子もすぐにおうちに帰れて良かったです。
ほんのちょっとの勇気と、ほんのちょっとの努力で幸せに繋がるか
淘汰されるもの、、、と見捨てるか、人間の心ひとつだと思います。
三毛ちゃんも、捕まえたよー!!とご報告できるよう、頑張りますね。