
今日は午後から千葉県動物愛護センターへ行って来ました。
まずは検疫室。

秋田mixと思われます。
両目が見えていないとのことですが、とても穏やかな子でした。

50kgはあろうかと思われるほど大きなゴールデン。
この子も長いこといるのですが、小さな仔犬に身体を貸してあげるほどいい子です。

とても綺麗な顔立ちの小ぶりな柴さんです。

そっくり兄弟^^
譲渡用にまわる予定・・・だったはず。

そして、もうすでにセンターの飼い犬になってしまったかのように
3ヶ月以上も係留されているちょっと大きめのmixのオス。
「どうせ今日もオレに用事じゃないんだろ??」
そう言っているかのように、半目で覗いたまま出てきてくれませんでした。。。
他の犬との相性があるせいか、なかなかこの子に声がかかりません。
多頭飼いではなく、この子だけ大事にして下さるご家族ならば
きっと素敵なパートナーになることは間違いなしの性格のいい子です。
「もし万が一先住犬がいて、
この子だけお庭で、、、ということでも
処分になるくらなら、そういう迎え方でもいいと思っている」
と、職員さんがおっしゃってました。
これ以上長くなると、処分・・・ということにもなりかねません。
職員さんの、そんな切実な願いが断ち切られることになってしまいます。
是非会ってみてください。
イケメンだし、従順な性格の良さにきっと惚れると思いますよ。
どうか、千葉県動物愛護センターへお問い合わせください。
そして収容部屋。
今朝、処分が行われたので、昨日よりは頭数が減っているとのことでした。
【一日目の部屋】
引き出し・譲渡予定の子達がいました。
みんな幸せになれっ
【二日目の部屋】

とても愛嬌のある子達が代わる代わるドアをガシガシしていました。

立ち上がって出してくれ!!とアピールです。
【三日目の部屋】
オスワリした熊五郎のような黒い子も、本当は昨日お迎えに来てもらうはず、、、
だったらしいのですが、今日もまだ居ました。
早く出られるといいね。
そして、お気づきでしょうか・・・

奥で横たわっている子。
寝ているのではありません。
私の見ている前で息を引き取りました。

息を引き取った子がいる横で、一生懸命エサを食べている子・・・
亡くなったことが分かるのか、怯えたようにそっと様子を伺う子・・・
まさにセンターは生と死の狭間、常に死と背中合わせの悲しい場所です。
でも、一人でも多くの、温かく差し出される手があれば
一つでも多くの一筋の光が当てられたら、この子達にも道が開けるのです。
人間の温もりを感じる事無く、苦しんで逝ってしまう命。
この現状を変えられるのも、
罪のない命が絶たれる事のない世の中を作るのも人間。
犬や猫より人間の命の方が重い。そんなことは決してない。
一人一人が、ほんの少し、一歩でも
命の大切さと向き合ってくれたら、こうやって消えていく罪のない命がなくなるのに。
残念なことに、センターは感染症のウィルスが蔓延しています。
亡くなったこの子も感染症による死でした。
私が引き出し予定で検疫をかけている子が
一時期感染症による危険な状態になっていたので様子を見に行ったのです。
幸い、回復期に入っているのでは、、、ということで、
先日訪問した時よりも元気そうでした。
あと一週間、なんとか頑張って乗り切って欲しいです。
【四日目の部屋】
今日もこの部屋へ収容されている子は一頭もいませんでした。
どの部屋も空っぽという日が一日でも早く来ますように。。。
【最終部屋】

中には諦めきったように、じっとこちらを見るだけの子もいましたが
迎えに来た!!と喜ぶかのように、一斉にドアへ駆け寄って来ました。
まっすぐに向けられたその目は、明らかに人間を信頼している目でした。
それぞれの顔が良く分かる写真を撮ったのですが
なんと、、、ドジな私ったら、、、カメラを落としてしまい、
せっかく撮った前後の画像が消え・・・
しばらくの間は起動できない破目に(泣)
分かりづらい画像が大半だと思いますが、気になる子がいましたら
是非、千葉県動物愛護センターへお問い合わせください!!!
あなたが照らす一筋の光があれば、救われる命があります。
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