
11月11日、わんわんわんわんの日。
ちょうど4年前の今日、サブが亡くなった日。
冷たくなったサブを抱いて号泣したのが、つい数日前の出来事のよう。

亡くなる8ヶ月ほど前の写真です。
その約一ヶ月前の10月17日は、身体の小さいヨーキーでありながらボスであったギンジの命日。

若い頃はサブが懲りずに何度も何度も果敢にギンジに挑んでは
その度に一発で仕留められ(笑)ギンジより上の立場になることはなかったけれど
晩年はいつもこうしてくっついて一緒にいることが多くなってた。

優しかったエムも、足腰はもちろん、身体が弱くなったサブの傍に居る事も多く。
この頃にはすでにギンジは余命1~2ヶ月と宣告された病床にあり、痴呆の症状とも重なってました。

動けなくなったギンジを日向ぼっこさせると、サブも一緒。
右手前がギンジ、左奥がサブ。
我が家の子達はベッドなど使う事があまりなく、せっかく買っても飾り物状態。
晩年は特にフワフワした柔らかい足元だと不安があるせいか、使ってくれませんでした。

奥にはメリーも写ってます(^^)
2kgあるかないかのギンジとサブの20倍以上の身体の大きさの差はあったけれど、
メリーはいつもギンジとサブに敬意を払って、ちゃんと従ってましたよ。
時に、3頭一緒に散歩させてると
『この小さい子は、大きな子の赤ちゃん???』 と聞かれることも(笑)
犬種が違うだろうよ~~~と思いながらも、犬に知識のない人はそう思っちゃうのかもですね。

こんな風に、サブがメリーのお尻にくっついて寝ていても、潰されることも
踏まれることも一度もなく。

ちなみにこれは21年前のギンジとサブ。
小さいパピーがサブです。
当時はシェルティのブンタとケンも居て、それでもその二頭すら従えるギンジ。
あの子は犬離れしているというか、小さいながら堂々たる威厳の持ち主さんだった。

メリーも晩年は良性だった腫瘍が悪性に変異してからは、足腰も立たなくなり・・・。

こんな光景が懐かしく、もう一度みんなに会えたら・・・と
思い出しては未だに号泣・・・という、なんとも情けない飼い主です。
時を経て、ネロとヴィヴィを迎えてから
イタズラ盛りの二人に、デジカメをゴミ箱に落とされたことに気がつかず
そのままゴミ出ししてしまい・・・ブンタやケンのデータも、この子らのデータも
二度と戻ることはなく。
かろうじて何枚か残っている大事な画像です。
いつまでも思い出にしがみついて悲しみの中にいないで
前を向いて歩けということなのかな?と、そう思いつつも諦めが付かず。
とは言え、データを保存していなかった自分をも責め。
全身から可愛さや元気が溢れ出ているパピーと違い、決して綺麗ではない老犬の姿。
人間だってそうだけどさ、若いうちはピチピチしてるけど
年を取ればシワだらけになるし、シミだって増えるし、歩き方だっておぼつかなくなる。
まして、病気と闘っている状態では毛艶だって悪いしね。
でも、それでも愛しい。
そんな状態だからこそ尚愛しい。
言う事きかないから。
粗相するから。
吠えるから。
噛むから。
年を取ったから。
病気になったから。
そんな理由で愛しい子達を簡単に見捨てる人間がいる世の中。
言う事きかないなら、きかせる努力をすればいい。
粗相しないように、吠えないように、噛まないように躾ければいい。
年を取ったからこそ残り少ない時間を大切に過ごして欲しい。
みんな誰もが、星になった子達と、せめてもう一度だけも会いたい!!
そんな風に思ってくれる人間が増えれば、可愛い犬や猫との、今この瞬間を大事にしてくれるはず。
ちょっとセンチメンタルな れおら のつぶやきでした。
れおら まだ・・・16歳だからっ←うそこくでねーーーーっ!!(娘っこが16歳だわっ)
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れおらさんこんにちは。
いやだっ。泣かせないでください。
いつもそばにいていつも励ましてくれる子達。
嫌なことがあっても、この子たちの存在がいつも支えてくれる。私を必要としてくれる。
その大事な子が年老いたとき、今度は自分が支えてあげよう。今までの恩返しをしなければ。
そんな気持ちでいます。
心に染み入る素敵な記事をありがとうございました。
れおらさんの歴史を感じます。それぞれの子達との思い出、大事な宝物ですね!本当に皆がれおらさんのような愛情を持って飼ってくれればセンターなんていらなくなるのに。。。無責任で身勝手な人間が増殖しているこの世の中、何とかしないと!昨日森田県知事宛てに手紙を書いて出しちゃいました!センターへ足を運んで理不尽に処分されていく犬達の悲しい目を見て来てくださいと!全国ワースト3に入っている千葉県を何とか改善してくださいと。ダメもとでほざいてみました!じれったくてイラつきますよね!(P.S
まだ届いていません?10日頃着と聞いたのですが。手違いがなければよいのですが。)
れおらさんの愛がいっぱいに感じられる素敵な写真をありがとうございました。何年たっても忘れることのない大切な時間ですよね。年をとるごとに可愛さは増していきます。立てなくなっても、粗相をしても、痴呆になっても大事な大事な宝物です。だから「もういいよ」って言うまでもう少しそばにいてください。そしてお星さまになったあなた。できることなら、もう1度あなたに会いたい、私のもとに帰ってきてほしい、また一緒に暮らしたいです。
それなのに、センターに置きざりにされる老犬の多さに愕然としています。一緒に過ごしたはずの時間はその人にとって無意味なものだったんでしょうか。いけないことと分かっていても「天罰を!!」と思ってしまいます。
サバよみっぷりが大胆で気持ちいいわ~。そうね、れおらさんが16歳なら私は22歳ってことで☆
キャンディママさんへ 
キャンディママさん、こんばんは
あはは、泣かせちゃいました?
そんなつもりはなかったのですが~~~~っ(^^;;
という私も、書きながら泣いてましたが(汗)
なんかねぇ、、、まだダメなんですよね、、、亡くなって何十年経ってる子も
こうやってブンタやケン、ギンジやサブ、メリーにエム。
ふと思い出してはおいおい泣いてしまうんです。
あ、毎日じゃないですよ、泣いた分、水分補給だって言って飲んでるわけじゃないですよ(笑)
未だにちゃんと送り出せたのか、疑問に思うこともありますし
ちゃんと看取ってやれたのか不安にもなりますし、でも、
最期まで一緒に居させてもらえたことに感謝してます。
今はこの手に抱けない分、毎日笑顔で過ごしていることが恩返しになるのでしょうか。
いつまでもいつまでも愛しい子、途中で投げ出したくなる気持ち、全然分かりません。
りりまむさんへ 
りりまむさん、こんばんは
本当にそれぞれの子の大事な大事な思い出です。
小さい頃から・・というより、生まれた時にはすでに犬や猫に囲まれていましたが
どこの子も忘れたことはありません。
未だに思い出しては胸が苦しくなったり、めそめそ泣いてしまったりします(^^;;
ちゃんと送り出せたのか、不安になることも・・・。
センターに収容される老犬を見ると、老いて星になった子達と重なって苦しいです。
小さな命も簡単に扱われる毎日、そうですよね、森田知事、本当に訪問してほしいです。
テレビで見るたびに、演技かのような大袈裟な自己アピールが目につきますが
一度でいいからきちんと視察してほしいと常に思っています。
人間の身勝手で罪もなく処分される子達の様子も見てもらいたい。
りりまむさん、お手紙を送ってくださったのですね!!ありがとうございます!!!
りりまむさんの気持ちが、森田知事に伝わる事を願っています。
それと、まだ到着してないんです。
10日前後ということだったのですね、どうしたのでしょう。
明日も待ってみますね。
到着次第、すぐにご連絡致します!!
ありがとうございましたっっ
とらくまさんへ 
とらくまさん、こんばんは
そうですか?!愛、感じられますか??(照)
みんな顔がしっかりと写っていなくて、なんだかなぁ・・・な画像ばかりなのですが
でも、思い出と共にしっかりと心にあの子達が刻まれています(^^)
とらくまさんのコメントを読ませていただいて、また涙が~~~~
鬼の目にも・・・と言わないでくださいね~(笑)
ホント、もう一度だけでいいから会いたい、抱きしめたい、あ・・・また涙が(;~;)
センターに収容される老いた子達を見ると、胸が張り裂けそうな気持ちになります。
怒りで震えるような、息が出来なくなるような、悔しくて悔しくて。
天罰はもちろん、そういう人達は自分が老いてから捨てられればいい!とも思ったりします・・・。
考えてはいけないことなのかも知れませんが。
サバ読み????え???おかしいな、サバ、読んでませんよ~~(≧▽≦)
そうそう、とらくまさんも22歳!!
それでいいんです、合ってます、正解です、間違ってませんっ(笑)