
- 2011
02/09
Wed 速いのはダメ、ゆっくりはOK
category:佑都
サニーを悼む温かいコメントやメールを、ありがとうございました。
骨と皮だけの身体ではセンターで過ごす間、どれだけ寒かったろう。
まだ幼いサニー、生と死の狭間であるセンターに居ることが怖かったろう。
亡くなる瞬間、サニーが最期に見たものはなんだったんだろうか。
生まれて数ヶ月、、、その間に人の手の温もりを感じたことはあったのだろうか。
お日様の下を散歩したことはあったのだろうか。
お腹いっぱい美味しいものを食べさせてあげたかった。
いっぱいいっぱい、ぎゅーっと抱きしめてあげたかった。
色んな想いが交差して、泣き明かしました。
念の為書いておきますが、サニーの命が尽きたのは
センターにて殺処分されたからではありません。
センター収容前にパルボに感染していたのかも知れません。
極度の飢餓状態、脱水状態にあって、過酷なセンターでは身体が持たなかったのかも知れません。
寒さに耐え切れなかったのかも知れません。
恐怖に耐えかね、「生きる」 という希望の気持ちが最期まで持たなかったのかも知れません。
今となってはサニーの死の原因は分かりませんが、
センターで殺処分を待たずして命を終えてしまう子は他にも沢山います。
一旦入ってしまうと、元気に外に出られるのは奇跡に近いと言っても過言ではありません。
それだけ病気を抱えていたり、栄養状態が悪かったり、ワクチン接種で避けられたはずの病気に感染したり
毎日毎日収容される多くの子がそれらのリスクと闘うことになります。
唯一おうちに帰れる目印となる、鑑札や迷子札やマクロチップをつけていなかったりでは
収容期限が過ぎると処分になってしまいます。
生きて無事にセンターを出られる子は、センターで灰になってしまう子達の
何百分の一、いえ、何千分の一・・・。
その極わずかな一握りの中のひとつのなるはずだった大切な命、、、サニー。
サニーを守ってやれなかった不甲斐無さで、久々に声をあげて泣きました・・・。
その場で引き出せても、もしかしたら終わってしまう命だったのかも知れないけれど
それならそれで、この腕の中で逝かせてあげたかったな。。。
が、泣いても苦しくても辛くても後悔しても、今ここにいる子達のお世話は休めない。
いつまでもぐじゅぐじゅしないで、きっとまたサニーに会えると信じて
その時は真っ直ぐに迷わず私の元へ来てくれると、そう信じて前へ進もうと思っています。
ロケットダッシュだった佑都。
だいぶ落ち着いて脚側歩行っぽくお散歩ができるようになりました。
まだ若干右往左往しますが、それでも私の肩が外れそうになることは無くなり
楽にお散歩できてます。
でも、、、佑都。
バイクが横を通ると吠えながらダッシュします。

スピードを出して駆け抜けるような自転車にも同様です。
「ちゃりんこ漕いでま~す」 というような、ゆっくりペースの自転車は大丈夫です。
うつむき加減で、ずんずんとこちらに近寄って来る!!という男性にも吠えかかります。
相変わらず、お散歩中のわんこにも吠えかかることもあります。
なので、始終ロケットダッシュしていた状態が治まった今は、バイクが通り過ぎる時に
落ち着かせてやり過ごすように練習しています。
バイクに気付いて早めに佑都に声かけしてやると、吠えかかりは回避できます。
そんな、まだまだ色々お勉強が必要な佑都も
家の中では無駄吠えも一切なく、ひたすら甘々ちゃんです。
みんなとじゃれて遊ぶ、、、ということがまだ出来ませんが、
わんこに対してもにゃんこに対しても攻撃や威嚇はないです。
ネロとは黒&黒コンビで寄り添っていることもあります。


「佑都、良かったねぇーっ!」 と声をかけると、満面の笑み。
仮父よ、佑都くらいだぜ?傍にいて喜んでるのは(笑)
茶々が、「なにやってんの??」 と、チェック。

以下、説明は省きます(笑)



あはは。
まだ色んな面がある佑都に関しては、これからも順番にお知らせしますね。
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