
※里親様を募集することになった、仔犬のもこちゃんですが
募集を一旦停止します※
前回のセンターレポートについて、コメントの他、沢山のご意見をお寄せ頂いて
ありがとうございました。
殺処分の有無はもちろんのこと、犬や猫と暮らすということを
真剣に考えてくださる方々もいることを嬉しく思います。
せめて、自分の家族である犬、または猫だけでも責任を持って幸せにしたい!
そのようにお考えくださることでも、そうお考えになった方だけでも
そこからセンターに収容される子の可能性が減るのであれば、それはそれで大事なことだと思います。
ただ、そのお気持ちが、ほんのちょっとずれたり詰まったりしてしまって
うちの子は幸せ。うちの子が幸せであればそれでいい。
という考えにならないようにして頂きたいと思っています。
あなたが幸せであればいいと思うその子と、センターに収容される子達と、
血統書があろうとなかろうと、ピュアブリードであろうと、可愛い雑種であろうと同じ。
大切な命、なんら変わりはありません。
どんなにお金を持っていても、どんなに広いお家に住んでいても
そんなことで犬や猫の幸せが決まるのではありません。
どんなに治療費のかかる病気になっても、その治療を受けさせてやることが善で
受けさせてやれないことが悪ではありません。
受けさせてやることが何よりですし、そういうことも全部含めて
覚悟の上で家族として迎え入れているはずですが
もし、治療を心ゆくまで受けさせてやれない環境にあっても、
それなりに出来うる限りの最善を尽くし
最後まで諦めない姿勢や取り組み方が大事だと思いますし
病気になったからと遺棄したり放棄することこそが最も悪だと思います。
自分が病気になって、治療費がかかるから、、、と、
歳をとって、みっともないから、介護が大変だから、、、と、
ただ行く末にある死だけを望まれて
家族に見捨てられたらどう思いますか?
子供が欲しくてもうけたけれど、思う通りにならないからと言って
養育費や教育費がかかってしまうからと言って、
病気になったからと言って、
もういらないと見捨てられますか?
そりゃ、人間相手じゃそうもいかないでしょう。
犬や猫は仕方がないよ。
どうしてそんなことが言えるのでしょう?
そんなことを言うあなたと同じ、命あるものじゃないですか。
センターの子達を見て
可哀想、、、と涙するだけで終わりですか?
目を逸らさずに、現実を受け止めてください。
涙しながらも結局は、美味しいものを飲んだり食べたり、旅行に行ったり。
楽しく過ごしているその瞬間にも、生と死の狭間であるセンターに収容され
人知れず苦しんで苦しんで命を落としていく多くの子達がいることを
もっと真剣に考え、そして、犬が好きならば、猫が好きならば
ただ涙するだけで終わらせずに、ため息をつくだけで終わらせずに
できることから一歩、踏み出してください。
だからと言って、何も楽しむな!と言っているのではありません。
楽しむことがあるからこそ、心に栄養を与えることで活力になって、いいエネルギーを生み出し
生活を守る力が沸いて来る事もあるでしょうから。
ほんのちょっとしたこと、、、
その一歩を踏み出してくださる方が一人でも増えれば、その分、不幸な犬や猫が減るのです。
避妊・去勢の大切さも、まだまだ多くの方に認識してもらう必要があります。
将来起こり得る病気を未然に防ぐという目的も当然ですが
健康なのにお腹にメスを入れるなんて・・・
去勢なんて、自分に置き換えたら身の毛もよだつ・・・
そういって拒否する方も多いです。
が、犬や猫は人間以上に、子孫を残すという本能が強い動物です。
オスの場合、ヒート中のメス犬の匂いを嗅いで、本能のまま興奮し、
子孫を残す行為ができないストレスは計り知れません。
その逆も然り、メスだって同じです。
私はかつて、保護っ子だったミーナが、フィラリアの為避妊手術を先延ばしにしていて
ヒートが来た際の、同時に保護っ子だったバロン(現 ハルちゃん)と
二人の、あまりにも壮絶と言えるほどの興奮ぶりを目の当たりにしているので
子孫を残すことが出来ずにいる状態が、どれほどのストレスなのか、理解しているつもりです。
普段はおとなしく、言うことをきいて、とてもおりこうさんな二人が
まるで別人のように、コマンドを聞く耳すら持たない状態になるのです。
望まれない小さな命を増やさない為にも、犬や猫にストレスをかけない為にも
そして未然に防ぐことができる病気もあることを
よく、よく理解し、避妊・去勢の大切さを認識して欲しいです。
動物に関する問題の多さは、先進国と呼ばれる中でも
日本は深刻なのではないでしょうか。
もう何度となく書いてきましたが、ガンジーさんの言葉
“ 国の偉大さ、道徳的発展は、
その国における動物の扱い方で判る。 ”
この言葉を重く受け止めて、日本における動物達を取り巻く現状を変えたいと思う方が
一人でも多くあることを、強く願います。
殺処分をなくした国と同じように、できないことはないはず。
しかも、同じ日本の中で、英断し実行できているところとそうでないところ。
その差を埋め、殺処分数の多さを恥じ、改革を推し進めようという
そういった信念をもつリーダーが、千葉という県に、日本に現れますように。
長くなりましたが、私なりに今思うことを書いてみました。
いつも我が家をご支援くださっている、りりまむさんから、フードを届けて頂きましたっっ!!

めちゃくちゃ有難いです!
ものすごく助かります!!
なんせ、わんこだけでも一日1,5kgほど消費しますので
しかも、プレミアムフードは、本当に有難いです。
りりまむさん、いつもいつも、本当にありがとうございます!!!
皆で有難くいただきます(^^)

チラ写りしている私のビーサン足は気になさるな(^^;)

あはは、佑都は意外とヨダレマンで、ご飯の時はもちろん、
散歩中もこんな風にヨダレをつけてます。

ヨダレマンじゃ、ご縁も薄くなってしまうかもなので
名誉挽回のために、ヨダレを吹いてイケメンっぷりをアピールしておきますね。
そんな佑都を尻目に、、、

アザラシかと思ったわ(笑)

ご飯の夢でも見ているのでしょうか。
しかし・・・・・。

全部は、このお姉さんが許しませんね。
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どうしてれおらさんの犬達は、目茶目茶表情が可愛いんだろう!ご自分の体や精神にも栄養を与えてくださいよ!茶々ちゃんの表情メチャ可愛いですね!
れおらさん!すべて同感ですっ!!
私も少し前は
何にも知らないタダの犬好きでした。
うちのディムが捨て犬だったことから
ばく然と 行き場のない子たちの力になりたいとは‥思っていましたが‥
そんな時
本屋で【里親になろう】っと表紙に載った雑誌を手にし 即買い!!
そこに載っていた里親募集サイトを覗いて
預かりさんたちのコメントを読んで だんだんとセンターの実情を知ることになりました。
ガス室での窒息死だと知った時は衝撃的でした‥
ずっと安楽死だと思ってたから‥
処分される子たちのことを考えたら
怖かったしゾッとしたし‥胸が苦しくて涙が止まらなかった‥
でも
知らないといけない!!
目を逸らしちゃイケない!!
この子たちは
確かに生きていた!胸に刻まなきゃ!!と思いました。
それからは
何かしなくちゃ!!
何でもいいから何かしたい!!って気持ちでいっぱいになりました‥
まずは
里親会に物資寄付をしに行き
それからボランティアの方に相談して運営ボランティアをすることになりました。
れおらさんのように最前線で頑張っておられる方からすると
私の活動なんて足下にも及びませんが‥
まずは無理をせず出来ることからと‥
しかも
センターから ナナを引き出してしまったので うちは二匹でキャパギリギリ(汗)
保護活動ってやればやるほどキリがなくなりますよね‥
でも
自分が健康でちゃんと生活が出来ているという土台の上に成り立つのが保護活動だと考えています‥
可哀想だからと引き出して共倒れになってしまったら元も子もないですもんね(^_^;)
大和くんや佑都くんのような
弾けるような笑顔をもう一度センターの子たちにも振り撒いて欲しい☆
ヨダレもね(笑)
Tenkoさんへ 
Tenkoさん、こんにちは
そ、そうですか?!表情が可愛いですか??私・・・♪
って、おまえはビーサンの足しか写っとらんじゃろー!って、、、
ちょっと大きな勘違いしてみました(笑)
でもでも、表情ね、ホントはもっといい表情を沢山しているはずなんです。
それを激写できるほどの腕がなく、タイミングを逃してばかりなんです(^^;)
とってもいい表情を、タイミングよく上手に激写されている方を見ると
羨ましい限りなんですよ。
それに案外、子供の方がいい写真を撮ったりしますね。
大和と茶々の写真は、娘っこが撮りました。
Tenkoさんに褒めて頂いたことを伝えたら、ますます調子に乗って
さらにいい写真を撮ってくれるかも知れません(^^)
私の栄養ですか・・・栄養とりすぎちゃって
これ以上、肥えてしまっていいのでしょうか・・・怖っ
でも、心と身体を健康に保つって、大事ですね~~!
こむたさんへ 
こむたさん、こんにちは
最前線だなんて、私はそんなにたいそうなことが出来ていないんです、悲しいかな(泣)
こむたさんこそ、こむたさんの方が全然も行動力があって
確実に大きな一歩を踏み、確実に大きな歩みを続けていると思います!
キャパという壁や線引きも難しいところですよね。
みんなそれぞれ、キャパが違うし、例えば私と同じ状況にあっても
そんなの屁でもなくこなせる方も沢山いるでしょうし
出来るはずなのに、一歩を踏み出しさえすれば可能なはずなのに
あーだこうだと言いわけを並べて何もしないで傍観者に徹する人もいますしね。
そういうのに比べたら、量より質!!!と、自分に言い聞かせ(半分言い訳みたいなものですが^^;)
地道に頑張ろう!という気力に繋がります。
そう!そうなんです、無理をせずに。が大事ですよね。
色んなかかわり方、色んな活動の仕方、色んな支援の仕方がありますが
どれをとっても無理は禁物です。
細くても長く続けていくためには、無理をしちゃいかん!と、私自身も身をもって知りました。
ヨダレはねぇ、、、私はスライム(ご存知ですか??)と呼んでいますが
いつでも身体のどこかに、大和特製スライムや佑都特製スライムをくっつけてます(笑)
本当に。皆が少しずつでもセンターの子達の為に寄付でも何でもしてくれれば変わる気がしますよ!昨日また千葉県ホームページよりメールしました。今すぐにでもセンターへ足を運び現状をみてくれと!鎖国状態にある愛護センターを何とかしろと!思わず怒り爆発って感じで。しつこく又メールしますよ!
りりまむさんへ 
りりまむさん、こんばんは
いつもいつも、本当にありがとうございます。
我が家では、りりまむさんからのご支援に
どれほど助けられているか・・・感謝してもしきれません。
そうなんですよね、何も直接犬や猫を保護することだけでなく
ほんのちょっとの気持ちを、寄付なり、手伝いなり、物資の提供なり
どこかに、どんな形でも、できることから気持ちを寄せることだけでも、
そして、里親さん募集してるのね~、ふ~ん、ではなく
こういう子いるんですけど迎えてくれませんか?と、気になる子だけでも
散歩中に紹介したりすることだってできる。
結果それが命を救うという大きなことに繋がるんですよね。
何か行動を起こさなければ何も変わらない。
そう感じ、実行してくれる人が一人でも多く増えてくれたら・・・。
毎週行っていた飲み屋や外食を一回減らした分でも構わないし
それこそタバコ1箱分だっていいと思うんです。
そんなちょっとしたことを、長く続けて行けたら、きっと明るい兆しが見えてくるかもなんですよね。
そして、訴えメールもありがとうございます!!!
りりまむさんのように、常に犬や猫を考え、行動してくださる方が
もっともっと増えて、もっともっと声高らかに、行政を動かす力にまでなったら・・・
そんな可能性のある日本であって欲しいです。