
- 2012
02/10
Fri ホファバルトなシェルティーでボーダーコリー???
category:れおら@つぶやき
昨日のセンター訪問後、帰ろうと思ったら
助手席にわんこを乗せた車が す~っと駐車場に入って来たので
まさか、持込・・・??と、様子を見るために発進せずに待っていた。
もしそうならば、受付する前になんとか説得し
なんなら協力する旨を伝えて思いとどまってもらおうかと思って。
昨日は午後から譲渡会が行われる予定だった為、
譲渡を目的とした人が来るのは分かるのだけれど
それにしても時間までまだ1時間以上あるし、、、
助手席に乗ったわんこへ話しかけたりなんだりする様子は見られるものの
なかなか下りて来ず、職務質問の様にドアをコンコンして話を聞くわけにも。
ちょうどタイミング良く、携帯に電話が入ったので車の外へ出て話し、、、
さりげな~~くそのままタバコを吸って時間を潰し、、、
そうこうしているうちにようやく下りて来て、向こうから話しかけてきてくれた!
『おねえさんも犬の譲渡会に??』
おばさんじゃなく、“おねえさん”と呼んでくれたことに気を良くしている場合じゃないっっ
このチャンスに訊かなきゃっ!
いきなり 『持ち込みですか?』 は言えないので
『お父さんも譲渡会に参加ですか?助手席の子、可愛いですね♪女の子?』
そう訊ねると、とっても嬉しそうに
『そう!女の子って分かる??あれはね、ドイツのホファバルトって犬種のね・・・』
ホファバルト??!!どっかで聞いたなぁ(ねぇ、ハルちゃん)
『雑種なんだけどね、俺も色々調べたら、ドイツのホファバルトってのと
イギリスの、、、なんとかって、、、牧羊犬なんだ。』
あれ?二頭もいるの?!と思ったら、どうやら違うらしい。
『なんだか千葉には、あのホファバルトってのが多いらしいんだよ。』
ん・・・確かに、多いならば、そのうちの一頭は我が家に居たわ(にんまり)
でも、、、助手席の子はどう見ても12~13kgの小柄なシェルティーサイズ。
ホファバルトなサイズなら、もっと大きいはず。
倍、、、っすかね、ハルちゃん。
『見せてもらっていいですか??』
そう訊くと、
『うん、いいよ♪』 と、快く。

『わぁ、シェルティーみたいだね。柄がホファバルトみたい。』
そう言うと、
『そう!!それそれ!!シェルティーね!気質はボーダーコリーってのみたいなんだけど。』
お、お父さん。
色々調べまくったのね(笑)
でも、可愛くてしょうがないってことが、ものすごく伝わってくるわ。
『もう一頭迎えてもいいかなと思ってね。ペットショップからじゃなくて、
殺されるかも知れなかった子から選ぼうと思って
もうね、この子がいいって決めた子がいるんだよ。
遅れないようにと思って早めに出て、早く来すぎちゃったな。』
車の中は、お父さんの趣味のものであろう、釣り道具や
この子のケージやリードなどがきちんと整理されており、
とっても大事にしてもらってるのが分かります。
新たないいご縁と、そして笑顔の毎日でありますように。
センターには捕獲収容される子ばかりではなく、様々な理由をつけては、
『いらない』 と言って、家族である犬や猫を自ら持ち込む人もいれば
『迎えたい』 と言って、家族の一員となる犬や猫を迎えに来る人もいる。
処分、、、それは決して “安楽死” などというものではなく、
ガスによる窒息死での処分ということが、まだまだ知られていないのはもちろんのこと
残念ながら今の日本では、毎日どこかで行われている世の中ですが
せめて、前者が減って、後者が増える世の中であってくれることを強く、強く望みます。
我が家卒業のホファバルトなハルちゃんは、こちらでいつでも会えますよ。
ハルのマロ犬日記
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comment
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最後には良いお話しで良かったです。
れおらさん、お疲れ様です。
natsuさんへ 
natsuさん、こんばんは
ありがとうございます。
今回も、有難いご支援をセンターにお届けするしかできなかったのですが、
それでも、ちょっとしたことですが
こういった出会いがあって、お話が聞けて良かったです。
れおらさん、こんにちは。
センター訪問、ありがとうございました。
センター訪問の写真や記事を読んでいると、
何も出来ないでいる自分が情けなくなるのですが、
こんな素敵な出来事が・・・
愛すべきおじさんですね。
とても素敵な出来事で、嬉しくなってしまいました。
ゆうかさんへ 
ゆうかさん、こんばんは
ありがとうございます。
私は力不足で自分の理想とする行動がとれずにいますが
こんな私でもこういういいお話が聞けるととても嬉しいです。
こういう方がもっともっと増えてくれたら・・・
そんな風に思います。
まだまだ特定の犬種や血統書に拘ってばかりで、そんなことに意識を向けるより何よりも
一番単純で基本的な、犬や猫と暮らすことの素晴らしさを毎日楽しむ、
ということに欠けている人が多い気がします。
素晴らしい命と向き合って生きているんだという喜びを実感できる人が、
もっともっと増えてくれることを願っています。