ごめんね・・・

昨日はソフィーとグランの避妊・去勢手術でした。
朝一番で病院へ行き、一晩お泊りとのことだったので、ソフィーとグランにバイバイして病院をあとに。



午後の診療が始まる前に手術するようだったので、お昼過ぎ、今頃麻酔かけてるかなぁとか
今頃タマタマを取ってるのかなぁとか、今頃お腹を開けているのかなぁとか
色々と考えながら過ごしていました。





何かあったら携帯に電話をもらうことにしていたので、何もないのが一番なんだけれど
念の為、夕方の散歩には携帯を握り締めて家を出た。


出た直後に電話。




あ・・・嫌だ・・・
病院からだよ・・・




慌てて恐る恐る出てみると、　｢ちょっと聞きたいことがある。｣　と。



｢センターから引き出した時にヒートはきていたか｣
｢収容時はどのような部屋で、どのような子達と一緒にいたのか｣



まさか・・・








そう。ソフィーは妊娠していたそうです。



｢大体１ヶ月ちょっとくらいになるかしら｣


ということはだよ、センター内でかかってしまったということなのか。



引き出し直後のソフィーは、ヒート(生理)がきている様子はなかったけれど
避妊・去勢前だし、万が一を考えて同じ部屋の中でもグランとはちょっと離して係留していたのよ。


我が家に来て明日でちょうど１ヶ月だし、、、どう考えてもセンター内で妊娠に至ったとしか考えられない。



あぁ・・・ソフィーにも赤ちゃんにも可哀相なことをしました。
謝っても謝りきれません。



だから散歩中にも文鎮と化し、あまり歩きたがらなかったのかも知れない。



引き出し直後の健康診断では　｢妊娠はしていない｣　とのことで、ホッとしていたのだけれど
その後、カイカイで何度も通院していたのだから
念には念を入れて、何度でもエコーをかけてさえいれば、お腹の中の赤ちゃんを確認できたはず。



恥かしながら、声をあげて泣きました、、、申し訳なさすぎて、、、

曲がりなりにも、仮ハハである私も出産経験のある同じ女として、
ソフィーには本当に悪いことをしました。




ごめんね、ソフィー。
ごめんね、赤ちゃん。



｢おはぎくらいの大きさの赤ちゃん、４体ですね｣


１つの命でも救おうと思っているのに、４つの命を絶ってしまった・・・・・




ショックが大きすぎて、、、とは言え、私がショックだとかなんとかということより
知らぬ間に４つも大切な命を絶たれたソフィーの方が断然ショックだろうけれど・・・


ただただ、凹みまくっている私に

｢このまま出産を迎えても、どちらの命を救うか、、、という事態になっていたかと思いますよ。｣


なんと、ソフィー、、、帝王切開の痕跡があったそうです。


｢きっと、スムーズにお産が出来ない子なんでしょう。
無事に生まれたとしても、それで力尽きてソフィーちゃんが命を落とすか
もしくは赤ちゃんだって無事に育ったかどうかも分かりませんよ。｣


そう言って頂きましたが、なんとも、、、やりきれない思いでいっぱいです。




泣き腫らした目のままでお迎えに行って来ました。



｢一応確認しますか？｣

そう言われたので、見ました。
取り出されたソフィーの子宮に入ったままの赤ちゃん達を。




・・・ごめんなさい、本当にごめんなさい。


｢赤ちゃん達は可哀相ですが、、、
今生きているソフィーちゃんが生涯をまっとうするまで
赤ちゃん達から命をもらったと考えた方がいいですよ。｣




グランはもちろん、ソフィーには赤ちゃん達の分まで元気で
そして赤ちゃん達の分まで幸せになってもらわないと。



仮ハハ、ソフィーとグランの幸せの為に、目一杯頑張って赤い糸を手繰り寄せるからね！！






もし出来たら、、、ここを読んで下さっている方々にも
ソフィーの赤ちゃん達の為にお祈りして頂けると幸いです。