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「 うおっ!シーザーみてぇっ!! 」


ぞろぞろと連れて、朝の散歩をしていたら
朝練に向かうと思われる、男子高校生にそう言われました。


いやぁ~~~、嬉しい!!!
娘っこ共々、私達が大好きな、シーザーみたいって言われたことも嬉しいけれど
それよりも、何が嬉しいかって、男子高校生が シーザー を知っていたってこと。


これからの日本の未来を担うであろう若い男子が、シーザーを知っているってことは
犬と暮らす上で、何が大事かってことに興味があるから番組を見ているのであって
少なくとも、ただ単に「犬好き!」なんて公言してる若い子よりは、大いに好感が持てるのよ。


一杯やりながら犬談義したいわぁ~~~っ!あの若い男子と。
あ・・・高校生じゃ、一杯はダメよね。未成年だものね。




今日のお昼、片手間に何気なくテレビをつけたら
“ 死を支える医療 ”というテーマの番組が放送されてました。


医師であり作家でもある 久坂部 羊氏を取り上げていて、番組内で久坂部氏が

「高度な医療が進む中、治して喜ばれるだけが医療ではない。
 治らなくても、良い最期の看取りが出来ればよい。」

「延命治療によって、一生懸命治療すればするほど、悲惨で苦しい。」

「家族とゆっくり、自然に穏やかに最期を。」



と、おっしゃっていて、これは人間の為だけでなく
わんこやにゃんこにも言えることだなぁ・・・と、手を止め、思わず見入ってしまいました。
時に、(高度な医療による)治療は、無から有(苦しみ)を作ってしまうもとになる、と。


久坂部氏の、医療の最前線にいた経験に基づく穏やかな語り口調や、
ひとつひとつすんなりと入ってくる言葉はとても自然で、共感できるものでした。




ちょっと読んでみたいわ。




治したい!元気になってもらいたい!まだまだ一緒に過ごしたい!

これは病気になったわんこやにゃんこを抱える飼い主さんはみんな思うことだけれど
必死に治療を重ねて、その結果、苦しむ姿を見ると、老齢の場合は特に
果たしてこれが、彼・彼女にとってベストなことなのか、と悩むケースも多いと思う。

私自身も経験があるし、実際今日もそれについてお話を聞く機会があったばかり。
(Wさま、貴重なお時間をありがとうございました♪)


タイムリーにシンクロで、とても考えさせられる。


そういえば、父もよく

「もし俺が倒れたら、身体がチューブだらけになったら、お前が全部引っこ抜け。」

そう言います。

母を含め、私の兄弟や親戚は、
意識もなく、ただチューブに繋がれた父の心臓が動いていることだけで
やるべきことをやっているつもりになるだろうけれど、
それは父の本心とはそぐわないんだということを、切々と説かれます。


99%ダメだと言われ、それでも万に一つ、もしかしたら1%にも満たないパーセンテージで
意識を取り戻し回復に向かう可能性があったとしても、そうなってから延命治療だなんて、
あっちこっち切り刻んで、薬をぶっこんで生かそうだなんて、そんなことは絶対するな!と。

「そうしてもらっても、俺は嬉しくない。潔く逝かせてくれ。」

そう言うの。
そんなぁ・・・(泣)
と、いつもそう思う。

毎日その日その日を一生懸命楽しんで、辛かったことも苦しかったことも、嬉しかったことも
それぞれ目一杯人生を謳歌したから、いつ死んでも後悔はないんだって。


もし、、、その時、、、私は父の意思を尊重できるだろうか・・・。

足りない頭がパンクしそうなくらい、とても考えさせられる。



ひとりひとり顔が違うように、考え方もみんな違うけれど
今ここにある可愛い尻尾達の “生” と、“死”と考えると
“死” の寸前まで、笑いあり涙ありしながらも、楽しく一緒に“生”を送りたいなぁと
そんな風に思ったりする昼下がりでした。




我が家をいつもパワフルに応援してくださっている Gumiさん の愛犬
リリーちゃんがお星様になりました。

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余命を宣告されながらも、Gumiさんにレスキューされてから
毎日、幸せと愛を身体一杯に受けて最期を迎えられたと思います。

リリーちゃん、今頃天国のパークで思いきり走ってるかな。
うちのメンバーもいーっぱいいるからね。

リリーちゃん、安らかに。。。

ありがとう。

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テーマ:ペットの健康・病気・怪我
ジャンル:ペット

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secret

延命治療、すごく難しい問題ですね。
私の考えですが、人間口からご飯が食べらなくなったら、終わりと思っています。
人工的に生かされても、けっして幸せではないし、生きているのではないような気がします。
うちの父も延命治療はせず、逝きました。それで良かったと思っています。ただ、最後に入院した病院が最悪でした。終末期医療の病院へ入れてあげたほうが良かったのではと、後悔しています。
でも、父が望んだ病院だったので、それもしたかないかとも思います。
今、医学界でも、延命治療について色々な考えが出ていますね。久坂部先生のおっしゃるとおりだと思います。
うちのめいとみっきー、最後まで治療しためいと、自然にまかせたみっきー、どっちが良かったかまだ、わかりませんが、最後の最後まで、私の腕の中で抱きしめられた事だけは、本当に良かったと思います。

りりーちゃんのご冥福を心よりお祈りします。


お久しぶりです(^O^)

大和くん‥
落ち着いてきて良かった☆

また大和くんスマイルをみたいわ(*^^*)


終末医療‥
私も病院勤めだから‥何人もの【死】を目の当たりにしてきました‥

延命治療なんてしない方がいいのに‥って思ってたけど‥

今年 猫の幸咲の闘病中‥全く食べなくなっちゃって‥シリンジで強制給餌もしてみたり‥
でもすごい拒否りで(^_^;)
ただでさえ辛い体なのに、もっと嫌がることをするのが可哀想で‥やめました‥

でも‥ふと頭をよぎったのが‥
胃にチューブ入れれば栄養補給できるなぁ‥って‥

やっぱり一緒に居たいって気持ちが強いとご家族は延命治療を望んでしまうんだ‥と患者さんのご家族の気持ちが少し分かった気がしました‥

でも
そこに本人の意思は‥ないだろうなぁ‥とも思います。

幸咲は食べなくなって1ヶ月以上も点滴だけで頑張りました☆

食べないと点滴してても2週間くらいだね‥って言ってた先生にも
『すごいねぇ‥勉強させられるわ‥』としみじみ言われましたよ(^_^;)

最期まで寝たきりにもならず‥
最期まで自分でトイレにも行ってました(^w^)


難しい問題ですね‥

幸咲も‥最期はこんなで良かったのかな‥と今でも考えます‥

聞いてみたいなぁ‥


めぐままさんへ


めぐままさん、おはようございます

ほんとそうですね、難しい問題だと思います。
人間でも犬でも猫でもそうですが、延命治療、特に
高度医療を用いての治療は、するしない、本人の意思の問題の他
したくてもできないという問題も出てくることがあると思います。
それらを踏まえたうえで、今までは何か釈然としない部分があったのですが
この久坂部先生の言葉で、すとーん!と腑に落ちたというか、
あー、こういうことか、と、納得できたような気がしました。
自らを「最善を尽くした」と、納得させようという前提で行うのではなくて
何が何でも受けたい人は、それですべてを納得できるなら受ければいいし
そうでない選択肢だってあるんだってこと、違った観点からみることもできるんだってこと
何が正しくて正しくない、ではなく、どうあるべきことがベストなのか考える
いいきっかけになるし、ある意味、医者としていいメスを入れてくれたなぁと思いました。

久坂部先生も、食べれなくなって、水が飲めなくなって
下額呼吸になって、自然と機能が止まって死を迎えるというのが
ごくごく自然な流れであって、、、とおっしゃってました。

めいちゃんとみっきーちゃん、それぞれめぐままさんの腕の中で最期を迎えられて
それぞれの死への経過がどうであれ、それだけでも本当に幸せなことだと思います。
私は病院で看取れないまま逝かせてしまった子がいるので、今でも後悔しています。
なので、今回の話題は、たまたまつけたテレビで・・・とはいえ、とてもいいきっかけになりました。

こむたさんへ


こむたさん、おはようございます

ありがとうございます!
おかげさまで、大和スマイルが見られるくらい回復してくれました♪
本当によく頑張ってくれました。
てんかんの発作って、フルマラソンを全力で走ったくらいの疲労度なんですってね。
それが何度も何度も・・・ですもん、良くぞ力尽きずに頑張ってくれました。

本当に難しい問題ですよね。
やったから正しいとか、やらないから間違ってるとか
そういうことではなく、どうありたいか、どうあるべきか、
生があるうちに意識的に話し合っておくことも大切なんだなって思いました。
こむたさんのように、身をもってそういうことを目の当たりに体験されていると、
色んな視点から考えることができるのでしょうね。

幸咲ちゃん、本当に幸せでしたね。
嫌がることをされるでもなく、最期までトイレにも行けて
こむたさんの愛をいっぱい感じながら過ごせて
それで旅立てたんですもの。

ありがとう

れおらさん、

最後まで支えになってくれて本当にありがとう。
れおらさんがいたから、がんばれた。。
リリーも私は最後に、チューブで餌を与えるのやめました。

ご飯なし、お水なしで最後は苦しいの?とおもったけど、リリーはそれでも、最後は私といたい。そういってくれたから。だから、眠らせずに自然に逝かせました。

この先生の本、私も読んで見ます。
いい先生ですよね。

ニンゲンも、動物も医学が進むなか、こうして自然に逝かせるってこと、ほんとう大切だとおもいます。

私の親もチューブなんかで食事させれるようになったら、殺してくれと。 
無理に生きたくはない。 わたしも同じ考えです、

リリーからたくさんのことを教わりました。
れおらさんからも、教わりました。

ありがとう。

あ、そうだ。 友達の犬もねてんかんもちで、鍼治療と、漢方薬でかなりよくなってるって!

どの漢方薬か聞いてみるね!

Gumiさんへ


Gumiさん、おはようございます

こちらこそ、ありがとう!!
リリーちゃん、残念だったけれど、でも、彼女は強かったね♪
子供を生んで育て上げて、身を削って病気になっても
それでも愛に溢れた可愛いリリーちゃんでした。
そんなリリーちゃんから学ぶこと、私もいーっぱいあったよ~~!
リリーちゃんにヒーリングさせてくれたGumiさんにも感謝(^^)
大和にもレイキしてくれて、本当にありがとう!

その大和、、、病院の鍼灸はどうか、先生に訊いてきたよ~!
それがね・・・またご報告しますわ(^^)

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