
昨日、千葉県動物愛護センターへ行って来ました。
まずは検疫室から。

また溢れています。
殆どが引き出し予定ありか、譲渡用に回るそうですが
どの部屋も空っぽ・・・という日は来ないのでしょうか。
そして収容部屋へ。
【一日目の部屋】

またしてもポインターが。
この子は他の数匹、自分より身体の小さいビーグルにまでにもマウントされ続けていましたが
ただ必死にドアにしがみついて ここから出たい!! とアピールしていました。

この子はミーナを小さくしたような子で、とても気になりました。
まだ4~5ヶ月齢くらいだろうということでした。
(性別を聞いたのですが忘れました、すみません。女の子・・・だったと思います)
とても穏やかで大人しくいい子なので、どうですか?と、職員さんもかなりオススメの子でした。
どなたかこの子を迎えて下さる方はいませんか?
引き出しなど、出来る限りお手伝い致しますので、ビビッ!!とくる方はメールフォームからでも
コメント(非公開で構いません)などでご連絡下さい。
【二日目の部屋】

一瞬、え?ゴールデン、、、だよね?
そう見直してしまうくらいに痩せ細り、毛が抜け落ちてしまったかのような出で立ちの子。

相変わらずビーグルの収容も目立ちますが、
このところまた、ゴールデンやラブなど、レトリバー種も多く目立ちます。

奥の黒い子は小刻みに震えたまま、その場から動こうとしません。
【三日目の部屋】

この部屋の子達は3匹とも、顔すらあげようとしませんでした。
諦めてしまっているの??
【四日目の部屋】

職員のOさんのお話では、一番大きな子は
もしかしたらフィラリアで腹水が溜まっているのでは・・・とのことでした。
毎月たった一錠のお薬で防げることなのに。。。
【最終部屋】
見てあげて下さい。この子達の曇りのない瞳を。
この子達がこの世に存在したことを。
しっかりと目に焼き付けてあげて下さい。
今朝、虹の橋を渡り、空へ帰ってしまった子達です。


テリア系の子は身じろぎもせず、ただ遠巻きにこちらをそっと見るだけ。
首輪をつけて、、、人と生活したことがあるだろうに。
名前だって付けてもらっていただろうに。
撫でてもらったことだって、きっとあるはず。
何故お迎えに来てくれないのだろうか??

この子達が、この場所で、センターで
決して安楽死などではなく、もがき苦しんで命を終えることになっても
平気なのだろうか???
自分だけが生きていれば、それでいいのか??

それでもこんな風に、笑顔で駆け寄って来る
最高のパートナーであるべき子達が、ここで命を終えてしまうなんて
あまりにも非情すぎる。
嫌なことに、未だに良く耳にする言葉
“2~3日すれば帰って来ると思ってた”
帰巣本能というもののことを言っているのか?
映画やドラマのように、劇的に感動的に帰って来るなんて、実際はまず奇跡的。
途中、交通事故に遭ったら???
怪我をしてしまったら??
通報されて捕獲されたら???
安易に考えすぎる。
財布を落としたら届け出るでしょ?
免許証を失くしたら届け出るでしょ??
最高のパートナーである犬がいなくなったら届け出ないの???!!!
探さないのか???!!!
財布より、免許証より大事だろうよ、この子達の方が。
せめて鑑札や迷子札をつけるとか、マイクロチップを装着しようよ。
不幸な子が生まれないよう、避妊・去勢手術くらいしようよ。
大切にしようよ。人間と、飼い主であった者と同じ、 命 があるのだから。
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