
- 2014
10/14
Tue マキちゃんごめんね、許してね。。。
category:里親募集中
本日2本めの更新です。
今月に入ってすぐ、マンションのゴットマザー・ママ三毛の避妊手術を
あずこむさん のご協力を頂き、無事に終わらせました。

マンションのオーナーであるおじさんを、説得し続けること数年間。。。
その間、ママ三毛が産んだ子猫は20数頭(おじさん談) ← もっと多いはず
そのうち避妊手術に漕ぎつけるまでの間に私が保護できたのは、わずか3頭(;□;)
(亡くなっていた子を拾いあげたのが2頭)
ご近所さんも迷惑しつつ、
「 今までずっと避妊を勧めてきたけれど
絶対に首を縦に振らないから無理よ~~! 」
な~~んて言っていたし、マンションの裏にある巣窟ともいえる大本山もあったりして、
その上アパート猫の保護も重なり、途中何度も心が折れそうになったけれど
おじさんと交流を深めつつ、ようやく避妊手術ということを了承してもらいました。
毬ちゅらママさんのところへ移動させて頂いた、三四郎と四葉は
ママ三毛の子供達です。
そして、ママ三毛の娘のうち一頭がマンションに残り、ママ三毛と行動を共にし
出産子育てもするように。。。
当初、おじさんから避妊手術はママ三毛だけ、、、と言われていたのですが
この際やっちゃいましょう!!と説得し、娘ちゃんの避妊もすることに。
娘ちゃんの授乳中の様子。

この子供のうち一頭が、先日幸せゲットした フミオ(現 モジーちゃん)
写真では左側でおっぱいを吸っている子です。
手術日当日、おじさんに協力してもらって、キャリーに入ってもらった娘ちゃんを
心配そうに覗きこむ兄弟達。

娘ちゃんを病院へお届け後、残ってママの帰りを待つ子供達が気になったので、
様子を見に行ったら、三四郎と四葉の兄弟と一緒にいました。

帰宅後すぐに病院から連絡を頂き、、、
どうも様子(呼吸)がおかしいから検査をした方がいい、と。
所見から考えられるとしたら、酷い肺炎状態か、横隔膜ヘルニアの可能性と。
どちらにしても、避妊手術は一旦取りやめにし、原因を調べるために検査をしましょうと。
検査がスムーズにできる程度の軽い麻酔をして調べて頂いたところ
外傷性横隔膜ヘルニアであることが分かり、横隔膜ヘルニアは投薬などで改善はせず
外科手術をしないと治らないことから、状態を少しでも良くするため、
数日入院させていただくことにしました。
その後、横隔膜ヘルニアの手術の際に、身体が持ちそうであれば、
お腹を開いたついでに避妊もしてしまいましょう、と。
そのように先生と相談させて頂いて予定を組んだ直後、娘ちゃんの呼吸が止まり、、、
かなり長い時間、先生が蘇生処置をしてくださいましたが、麻酔から醒めることもなく
娘ちゃんの意識も呼吸も心臓も、元通りに戻ってくることはありませんでした・・・。
名前がある子なら、蘇生処置の間中、名前も呼べたのに、、、
呼びかける名前すらないなんて。
私のエゴだったのだろうか・・・
外で自由に過ごしている子の避妊去勢管理など、そんなもの自然に反した
ボランティアのエゴだ!と言われることも多いけれど、
やっぱりそうなのだろうか・・・
ママの帰りを待つ子供達がいるのに、私が連れ帰ったのは、
もう二度と、子供達の頭や身体を舐めてやることもできず
冷たくなってしまった娘ちゃんの身体でした・・・。
ママ三毛から、大事な娘を奪ってしまった上に
子供達からは大事なママを奪ってしまいました。
後悔と懺悔と申し訳なさと悔しさと入り混じり、自分の愚かさと判断ミスに
これでもか!!!というくらいの嫌悪感を覚え、、、
どう償っても、娘ちゃんの命を取り返すことができない現実に
ただただ申し訳なくて。。。
可愛い子供達から大事なママを奪うくらいなら、私の指1本奪われた方がマシなのに。
ゴットマザーであるママ三毛は、エリちゃんというちゃんとした名前があったそうで
(ついこの間まで数年間知らずにママ三毛と呼んでいました)
亡くなってしまったママ三毛エリちゃんの娘には、おじさんの了承を得て
マキちゃんと名前をつけて、送り出しました。

神様、私がこの世を離れてそちらに行くまで、これまでの歴代の子達と一緒に
マキちゃんのこともよろしくお願いします。
どうか、、、どうか、、、お願いします。
償いにもならないかもしれませんが、マキちゃんの子供達と
ママ三毛エリちゃんの最後の子を保護しました。
マンション猫の子猫達は全員数字で名づけてきたので、、、
大五郎は、私が大好きな 「子連れ狼 」 の拝 一刀の一子、大五郎から。

六三四は、小学校の頃夢中で読んだ漫画 「六三四の剣 」 の主人公、六三四から。

七緒は、万葉集で 「緒 」は、長く続くものとか、魂をつなぐものという意味で使われ
“ いのち ” を意味するそうなので、7頭最後の締めくくりで七緒としました。

まだまだ体調も整わず、人馴れもまったく・・・なので
これから少しずつ家猫修行してもらおうと思っています。
マキちゃん、許してね。。。
あなたが自分の呼吸すらままならないくらいに苦しい思いの中、
必死に育てた子供達、、、
きっときっと、みんな幸せにするから、お空から見守っていてね。
ママ三毛エリちゃんは、今後もおじさんが言葉通り、猫っかわいがりしてくれるそうです。
長々と、ダラダラと私の許されない失敗の懺悔記事にお付き合いくださって
ありがとうございました。
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