
預かりさんにお願いする事になり、急遽センターから引き出したポメラニアンのメス。

持ち込んだ飼い主の申告では “7歳” とのことだったらしいので
≪ナナ≫ という仮名を付けました。
本当は元飼い主の言った年齢にちなんだ名前はやめておいた方がいいかと思ったけれど・・・
旦那が勝手に ≪ちいちゃん♪≫と呼び始めていたので、≪ナナ≫で強行しました(笑)
シャンプーもドライヤーも嫌がらずにさせてくれました。
オスワリ も オテ も オカワリ も マテ も フセ も完璧です。
おいで♪ などの言葉もきちんと理解しています。
「ここがトイレだよ」 と、教えてもいないのに、誘導してもいないのに、メルが使っているトイレで自ら用足しも出来ました。
・・・・・なんでさぁ、それほど基本的なことは教えてやって、
“愛してる” という一番大事な愛情というものを最期まで示してやれなかったかなぁ(ーー〆)
ナナの中では、それでも元飼い主だった人間が一番なのか、
しばらくの間は寂しそうな声でか細くキューンキューンと鳴きながら、
「帰りたい!!!」 と言わんばかりに、我が家の玄関のドアをガシガシしてました。
どうも、男の人が好きなようで、ちょっとの間仮チチとなる旦那に対して
これでもかぁーっ!!というほど、不安を紛らすかのようにべったりと甘えていました。
我が家に来てから緊張しっぱなしだった数時間、、、ほんの少し緊張も解けてきたのか
うつらうつらとする姿も見られるようになり、、、

ポメラニアン独特の甲高くキャンキャンと鳴くことはありません。
お姫様状態で育てられた感じも見受けられます。
不安でいっぱいだろうから・・・と、ゆうべは添い寝してあげたのだけれど
朝方、トイレに行った気配はあったものの、ナナが戻って来ないので様子を見に行くと
トイレシーツが真っ赤!!!!!!
うお゜っ!!!!
不安とストレスでの血尿か?!と思い、健康チェックも兼ねて病院へ行く予定だったので
診察を受けてきましたよ。
体重 6,25kg・・・・デカっっ
そして体重よりもビックリしたのが、ナナのレントゲン写真。
カメラを持って行かなかったので、レントゲンそのものの画像がなく
なるべく忠実に(?)再現してみました。

これは何かの冗談か?!ってくらい、ナナの小さな膀胱には目一杯ゴロゴロと結石が詰まっていて
「これだけすごいのはあまり見たことがありません・・・」 と、先生。
月曜日、緊急手術することになりました。
何も昨日今日血尿が出た訳じゃあるまいし、ここまで酷くなるまでの間に元飼い主の所でも酷い血尿はあったはず。
・・・・・それで放棄???
いくら人間より痛みには強い動物、、、と言われていたとしても
これでよく耐えてこれたよね。
米粒大の結石が出来たって、人間だったら七転八倒するだろうに。
とりあえず今日は痛み止めの注射を打ってもらい、明日一日ゆっくりさせてから月曜日の手術に備えます。

預かりさんにも事情を説明し、ナナのホームステイをお願いするのは抜糸後に・・・ということで了承して頂けましたが
ナナのホームステイを今か今かと楽しみに待っていてくださったようで、急な展開に驚くやらガッカリするやら。
何よりも今は、ナナを苦しめている憎き結石を取り除いてあげないとね。
もうすぐ楽になるからねっ!!!!
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